「企業とは、人である」と昔から言われます。
企業とは、人の集まりでもあります。
だからこそ、 業績は人のなんらかの要因で左右される場合も少なくありません。
そして、色んな考え方や性格の人が集まった場合には、
相乗効果と呼べるような良い関係もあれば、
摩擦という人間関係のトラブルも起きます。
人は感情で動くものです。感情は、色んなことで変動し、行動に影響を与え、
それらが、結果として、業績に影響を与えていきます。
職場の悩みは、人間関係の悩みが多くを占めます。
それでは、「なぜ人間関係になやむのでしょうか?」
さまざまな理由が考えられますが、そのひとつには、簡単に言うと
「相性」というものがあるのではないでしょうか?
例えば、
「この人と一緒に仕事をするとツイテいる。そんな気がなんとなくする・・・」
逆に
「この人と一緒だと仕事上で、不運なことばかり起きる気がする・・・」
科学的には証明されませんが、多くの経営者さんが感覚的に
日々感じていることではないでしょうか?
科学的に証明されていなくても、風水は、環境学であり学問です。
実は、「あの人と仕事するとなんとなく、いいことが起きる・・・・」や
「あの取引先と仕事するとトラブルが起きやすい気がする・・・」については
風水という環境学を利用して、検証したり説明できることも多々あるのです。
次に風水の基本的な考え方のひとつ。【五行思想】を前提に
少しだけ専門的に解説いたします。
五行思想とは、古代中国よりの思想です。
万物は、木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという考えです。
5種類の元素それぞれが、
一方の成長を助ける関係【=相生(そうじょう)関係】
一方を衰退させる関係【=相剋(そうこく)関係】
という大きく2つの関係で、影響を与えながら、変化し循環していくという考え方です。
たとえば、代表者のAさんが社員Bさんに何かを伝えたい場合、
相剋関係にあるBさんに直接伝えるよりも、
Bさんと相生関係にあるCさんを通して伝えたほうがスムーズに伝わります。
このように、社員さんの素質や個性を知ることで社内の人間関係を円滑に改善いたします。